【活動報告】夏休み中も授業依頼や実施報告が続々「折れない心を育てる いのちの授業」

 今年度も各地の学校等から「折れない心を育てるいのちの授業」のご依頼を多数いただき、全国の認定講師が対面やオンラインで連携しながら出前授業をお届けしております。

 長期休みが明けるこの時期、対人関係や勉強に悩みを抱えている子どもは、不安から孤立感を深めやすい傾向にあるとされていて、学校に通うことが難しくなったり、いじめやからかい、さらには自傷行為等の報告も少なくありません。
 
 そのようななか、小中学校から、夏休み明けの出前授業のご依頼が増えています。自分のしんどさに気づき言葉にすることが難しい時期だからこそ、授業を通して自分を見つめること、また、苦しむ誰かに気づき、SOSを聴くこと、その具体的な方法を学ぶ授業として、子どもとその育ちに関わる大人にも、ともに学ぶ機会を届けていきたいと思います。

●子どもたちの感想より
・前までは、苦しいことやいやなことがあったとき、マイナスなことしか考えてなくて、どんどん心がしんどくなっていた。でも、今回の話を聞いて、前みたいに1人で考えこむのではなく、家族に話したり、しんらいできる人や先生に話して、心をかるくできるんだなと思った。(小6)

・今日の授業は、自分のように精神をずたずたにされて、学校にいけない苦しい人たちを、助け合うことができるようになれる授業だったと思っています。いじめられて苦しい人たちを少しでも減らしていきたい。それが今思っている、自分のできることです。(小6)

・・・・部活に行くのも嫌になってしまいました。でも、今日の授業を受けて、ものすごく勇気が出ました。支えてくれる人がいるということを、考えると、もっと、ポジティブになろうと思えました。本当に今日の授業を受けれて良かったと思いました。(中2)

・授業の夜、反復を母に使ってみました。その後に事じょうを説明すると一生使うでと言われました。これから苦しみをもった人とはいっぱいあっていくと思うので反復を使って相手にわかってくれているんだというような気持ちにさせてあげたいです。(小6)
 
●直近の開催予定
・大阪市内小学校4-5年生(95名)
・北海道札幌市内小学校4年生(40名)
・佐賀県伊万里市内中学校(98名)
・大阪府河内長野市中学校1年生(15名)
・栃木県真岡市内高校1年生(26名) ほか
 
⇒詳しくはこちらをご覧ください
 https://endoflifecare.or.jp/life-lessons/

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◇みなさんのお力をお貸しください
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 「折れない心を育てる いのちの授業」プロジェクトでは、困難のなかで生きようとする、子どもたちからの感想をたくさんいただいています。たとえば、「私は、今まで、私なんて、この世にいなければいいんだ、はやく死んだほうがいいんじゃないかとずっと思っていました。でも、命の授業をして、私は生きていていいんだ、生きなきゃいけないんだと思いました。」このような声が届いています。

 この授業を、もっと全国の必要とする人たち(子どもからお年寄りまで)に届けたいと願っています。

 「折れない心を育てる いのちの授業」プロジェクトは、基本的には無償で出前授業を行っています。コロナ禍で、子どもや関わる大人が様々な困難に直面しているいま、特に公教育の場における授業実施依頼が増えています。(大阪、沖縄、佐賀、鹿児島、岐阜 ほか)

 今後、より多くの学校へお届けし、それが経年での取り組みとなり、さらには地域へ面で広がっていくことで、子どもも大人も誰もが、答えのないこころの問題に向き合い、互いを認め合い、ケアし合える社会を目指して、各地のみなさまと一緒に、活動を発展させていきたいと思います。

 様々な形で活動に参画いただくことが可能です。

 私たち一人ひとりにできることがあります。ぜひお力をお貸しいただけませんか。

□学校・地域・企業などでの授業/研修に講師を依頼する
□講師として、子どもからお年寄りまで自ら伝える
□持っている知識や経験を活動支援として活かす(プロボノ、ボランティア)
□ユニバーサル・ホスピスマインドを学び実践する(本、講演・講座)
□活動を見守る(会員登録、寄付)
 https://endoflifecare.or.jp/pages/donation 

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