プロジェクト寄付募集の中止について

 ご支援者の皆さま

 

 平素は当会のプロジェクト「ミャンマー:スラムで働くソーシャルワーカーに日本での研修の機会を!」をご支援いただき、誠にありがとうございます。

 

 本日は、同プロジェクトの寄付募集の中止についてご報告とお詫び、また、すでに頂いた寄付金のお取り扱いについてお知らせいたします。

 

まず、これまでの経緯についてご説明いたします。

同プロジェクトで招聘予定のミャンマー人ソーシャルワーカー、トゥートゥーウェイさんは、もともと昨年度に来日予定でしたが、コロナ禍による入国制限のため今年度に延期となっておりました。

そして今年度は、コロナ禍の状況を考慮しつつ入国制限が緩和・解除されたタイミングで招聘する方針で準備を進めておりました。

 

しかし、ご存知のとおり21日、同国にて軍事クーデターが発生。

それから4か月以上が経ちましたが、軍の弾圧による市民の犠牲者は後を絶たず、また少数民族武装勢力との衝突が激化することで内戦への発展も懸念されるなど、国内情勢は緊迫さを増しています。

 

このような状況の中、当会ではトゥートゥーウェイ氏の招聘の先行きは非常に不透明であると判断し、誠に残念ながら、オンライン寄付サイトGive Oneでの寄付募集を取り下げることといたしました。

同プロジェクトをご支援くださっている寄付者の皆様には、大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。

 

すでに頂きましたご寄付のお取り扱いについては、以下二つの方法を考えております。

寄付者の皆様におかれましては、大変お手数ですが、ご希望の方法についてお知らせくださいますよう、お願い申し上げます。

 

1.ご返金 

ご寄付を全額返金いたします。

ご返金を希望される場合は、受け取り先の銀行口座(銀行名、支店名、名義、口座種類、口座番号)を当会事務局までお知らせください。

 

2.ミャンマー基金へのご寄付として活用させていただく 

当会では、民主化運動に奮闘する元研修生たちへの連帯を示すため、With Myanmar基金 寄り添いの想いをカタチに」を立ち上げました。

基金の使い方としては、現在、不服従運動に参加する市民の生活資金やデモのための諸費用を想定していますが、今後、現地の状況に応じて変更の可能性もあります。

すでに第一次募集で多くの方々よりご寄付を頂き、5月末には約140万円をミャンマーに送金いたしました。

現在、第二次募集中ですので、もしよろしければ、頂いたご寄付をミャンマー基金として活用させていただければ幸いです。

 

以上、寄付者の皆様には当初のお約束を果たせず大変申し訳ございませんが、何卒ご理解とご容赦のほどお願い申し上げます。

また本件につきまして、ご不明な点、ご意見などがございましたら、当会までご連絡いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

公益財団法人PHD協会

総務・ファンドレイジング担当

中村 朱里

 

〒653-0836 神戸市長田区神楽町3丁目7-4

TEL:  078-414-7750

Email: info@phd-kobe.org