民主化運動を主導して終身刑!? タイの学生活動家を守ろう!

民主活動家のランさん(CYostorn Triyos/Amnesty International

 

タイでは2020年初頭から、若者を中心に、憲法、社会、そして政治の改革を求める大規模な民主化デモが全土で広がっています。これに対し、当局は強制排除に乗り出し、催涙ガス、ゴム弾、そして時には刺激性の薬剤を混入させた放水を使って、デモを解散させようとしてきました。

8月にバンコクで行われたデモでは、ついに実弾が使われ、頭を打たれた15歳の男児が意識不明の重体に陥っています。

不当逮捕と起訴も増加し続け、タイ人権弁護士協会によれば、2020年6月から2021年8月までの間に、少なくとも800人が、扇動、王室に対する名誉棄損、コンピュータ関連犯罪、緊急事態条項違反などの刑事罰に問われています。そのうち、69人は子どもです。

若者による民主化運動の主導者の1人であるランさんは、平等、表現の自由、そしてタイで非常にデリケートな話題である君主制の改革を求めました。タブーに切り込む彼女は、一躍、民主化運動の象徴となり、当局は政情不安を煽るトラブルメーカーとみなしました。

そして、2021年3月、君主制の批判は不敬罪にあたるとされ、逮捕されました。60日間投獄され、その間に新型コロナウイルスに感染したと診断されました。保釈請求は6回却下され、38日間におよぶ抗議のハンガーストライキの後、4月30日に釈放されました。

ランさんは数十件で起訴されており、有罪の場合は終身刑のおそれがあります。

ランさんをはじめ、平和的な抗議活動で逮捕された人たちに対するすべての起訴を直ちに取り下げるようタイ当局に要請してください!

 

▽ 署名に参加する

https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/th_202108.html