© Marieke Wijntjes / Amnesty International

女性の権利向上や男性による後見人制度の廃止を訴えて拘束されていた女性の権利活動家、ルージャイ・アル=ハスルールさんが2月10日、釈放されました。拘束期間は、実に1001日に及びました。

昨年12月末、ルージャイさんは、「外国組織とのスパイ活動」、「国に対する陰謀」の罪で5年8カ月（うち執行猶予2年10カ月）の実刑判決を言い渡されていました。

釈放は喜ばしいことですが、これによって完全な自由を勝ち得たわけではありません。判決は依然破棄されておらず、ルージャイさんの家族も含めた移動制限が課せられており、人権のための活動が続けられる状況ではありません。

また、勾留中には、執拗な暴行や性的な嫌がらせも受けていました。耐えがたい苦痛を与えた者の責任も問われなければなりません。

アムネスティは今後も、ルージャイさんが安全で平和的な人権活動ができるよう訴え続けていきます。ご支援よろしくお願いいたします。

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サウジアラビア：女性権利活動家ルージャイ・アル=ハスルールさん釈放

https://www.amnesty.or.jp/news/2021/0216_9109.html