11月15日、西淀川区の地元にあります福小学校の6年生30人が
あおぞら財団に見学に来てくれました。
授業で大野川緑陰道路について調べているそうです。
大野川緑陰道路や西淀川公害についてスライドで説明した後、
資料館にある写真や資料を見てもらいました。
大野川緑陰道路は今は緑の多い自転車歩行者道として
区民に愛されていますが、埋め立てられる前は水が汚染され
ドブ川になり、大阪市は自動車専用道路を整備する計画を立てました。
そこに、住民から2万筆の署名と共に緑地帯にしてほしいとの提案がなされ、
今のような整備がなされました。
また、もともと、農民が農業用の水路としてつくったという歴史もあります。
見学の最後に「今日教えてもらったことを、周りのみんなに広く知らせていきたい」との
言葉をもらいました。
小学生の学びのお役に立てて嬉しく思いました。
後日、生徒さんたちからは一人一枚ずつ感想を書いたハガキが届きました。
みなさん、時候の挨拶も書いてくれていて、
一生懸命ハガキを書いているのが伝わってきました。
「当日は大野川についておしえていただきありがとうございました。
あれから緑いん道路への価値観がものすごく変わりました」といった感想もありました。