5月2日時点でのシャプラニールの活動状況について


シャプラニール全職員は、引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策として在宅勤務で、現地パートナー団体と日々の事業をなんとか進めています。

活動地のバングラデシュ、ネパールでは政府からの要請で外出禁止令の発令により、厳しい状況に置かれる人々が多くいるのが現状です。

そんな中、シャプラニールでは現地パートナー団体の緊急救援活動の支援も同時に実施しています。

【貧困世帯への食料支援】(前回の更新)


洪水防災事業を実施している地域において、貧困世帯への物資配布を行いました。この事業は現地パートナー団体RRNを通じ、地方自治体管理下で警察、赤十字が指導して行われているもので、シャプラニールは資金を支援する形をとっています。

5月1日時点の報告では、第一回、第二回合わせて合計587世帯、2237名へ食料(米、豆、油、塩など)の配布を完了しています。

 

【コミュニティラジオを通じた適切な情報発信】(前回の更新)


World Association of Community Radio Broadcasters(AMARC)は、アジア太平洋州にてFMラジオ放送(コミュニティラジオ)を通じた、新型コロナウイルス対策に関する適切な情報を発信するキャンペーンを実施しており、シャプラニールは活動地のバングラデシュ、ネパールでの事業に協力しています。

AMARCは、5月2日時点までに、独自のキャンペーン「AMARC Asia-Pacific Campaign COMMUNITY RADIOS Against COVID19 」の公式ウェブサイトを立ち上げ、新型コロナウイルスに関する信頼できる情報とその情報、公共サービスに関する放送用の台本を提供しています。また、関連して問題となっている家庭内暴力、ジェンダーに基づく差別暴力など人権侵害につながる行為をなくすためのメッセージの制作し、パートナー放送局での発信を呼びかけています。

パートナー関係のあるコミュニティラジオ局はそれを元に情報を発信に取り組んでいます。キャンペーンには13ヵ国50局のコミュニティラジオが参加し、100万人のリスナーへ情報を届けることができる見込みです。

 

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