小学校の教室修理に着手

オリモ小学校

オリモ小学校

 

キリマンジャロ山麓テマ村にあるオリモ小学校。当会のカウンターパートTEACA(Tanzania Environmental Action Association)は今から約33年前、この小学校に設置された小さな苗畑から始まりました。当時は事務所もなく、授業が終わったあとや日曜日に教室を使わせてもらって会議をしていました。

 

そのオリモ小学校も建設から半世紀以上が経ち、だいぶ傷みが目立つようになってきました。雨の日には天井から直接雨が降ってきます。生徒たちは雨を避けるように教室の一角に机を集めて勉強しています。また壁や床も崩れかけたりボコボコになっている教場があり、かなり悪い状態となっていました。

 

屋根が腐り、天井に穴の開いた教室

屋根が腐り、天井に穴の開いた教室

 

そこでとくに傷みが激しい2教室の改修工事を行うことにしました。先生方と話し合い、7年生のテストが終了するのを待って工事に着手することにしました。先日資材の手配が完了し、間もなく改修工事が始まる予定です。小雨季が始まる11月には工事を完了できる見通しですが、生徒たちも工事の完了を今からとても楽しみにしている様子です。