世界有数のダイビングスポットを有する観光立国パラオは、多くの外国人観光客が訪れ、
日本人にも人気の国です。しかし、第二次大戦の激戦地であったことから、現在でも多くの
不発弾(ERW)が処理されないまま陸上や海中に残されており、環境汚染及び観光開発等
の妨げとなっています。2012年12月、活動を開始したJMASは、主として海中と水際で探査
を行い、不発弾等の位置や、種類・状態等を識別・調査し、結果をパラオ政府へ提出するとともに、要すれば、発見した不発弾等の処理(安全化・焼却・爆破等)を行っています。