改訂版「『子ども虐待』について学ぼうとしている皆さんへ」が出来ました

昨年度からの新型コロナウイルスの流行に伴い、学校からの依頼で出向く“出前授業”「ティーンズAPCA」の実施は難しくなってしまいました。それはとても残念なことでしたが、この間に授業で使ってきた冊子「子ども虐待について学ぼうとしている皆さんへ」の改訂作業に取り組んできました。

 

20143月発行の冊子「子ども虐待について学ぼうとしている皆さんへは、この間多くの高校生の皆さんとともに、虐待予防授業「ティーンズAPCA」で活用して参りました。また子どもに関わる大人の方にも参考書代わりにお使い頂いております。しかし初版より7年が経過しており、統計などの参考資料の紹介ページを中心に、以下のように内容を見直すことにしました。

 

 

1,    社会の中で近年話題となっている「家族」「家庭」「働き方」などに関わるワードについて、調べ学習に活用できるように整理致しました。

 

2,    また、支援機関の支援の内容と名称などを「子育てを応援する社会」から「親、家族が困ったときに・・・」と、より身近に感じられるタイトルに変えて、紹介することとしました。困ったときに、孤立せず社会の中には、沢山の支援の場所がある事を認識して生活してもらえたらと願っています。

 

この作業には、忙しい仕事の合間を縫って、学校の教員の有志の方々にもご参加いただきました。もうすぐ完成予定です。

今後も、改訂版「子ども虐待について学ぼうとしている皆さんへが一人でも多くの高校生の皆さんに、お届けできたら嬉しいです。