今夏「物価高騰に関するアンケート」を
フードバンク山梨を利用する子育て世帯を対象に行いました
対象となる905世帯のうち513世帯(57%)より回答をいただき
そのうち78%はひとり親世帯でした
「食事の質について、以前より悪くなりましたか?」の問いに
25%が少し悪くなった
60%が非常に悪くなった、と回答しており
あわせて85%の家庭で「食生活が悪化した」と回答しています
また、昨年末に行ったアンケートでは
「親が食事の回数や量を減らしている」
「子どもに食べさせたいので、親は我慢する」といった
親自身の食についての回答が目立ちましたが
今回のアンケートでは
「子どもの成長が心配です」
「子どもの元気がなくなりました」
「子どもが風邪をひきやすくなった」という
子どもの健康と成長に対して気になる記述が増えています
このまま物価の高騰が続けば
さらに「食の貧困」に拍車がかかり
子どもたちはどうなってしまうのでしょうか
栄養のある食事を
お腹いっぱい食べられないなんて
まるで戦後の食糧難時代のようです・・・
このアンケート結果を受けてフードバンク山梨では
急遽、子育て世帯向けの「緊急食料支援」を
行うこととしました
10月のお礼
