エイブルアート芸術大学 コロナ禍における活動のご報告

新型コロナウイルス感染症の拡大により、20203月から緊急事態宣言の解除までアトリエ活動の休止を余儀なくされ、大切にしている創作の時間、ゆるやかなつながりの形態が失われる危機に陥りました。

そこで20204月から接触を伴わずつながりを維持するための活動のかたちを模索しようと、SNSの非公開グループをつくりオンラインでの活動をスタートさせました。

アトリエの時間にお互いの創作の様子を見合い、ファシリテーターから言葉をもらって創作の刺激とするように、随時SNSグループに作品の画像を投稿しコメントし合っています。離れていても、参加者同士で創作の様子を知ることは創作を続けるモチベーションとなり、社会的なつながりを保つ効果もあるようです。

緊急事態宣言解除後の6月からは、距離の確保や消毒、検温などできる限りの対策を講じた上で対面でのアトリエも再開し、障害のある人もない人も参加できるアートの寺子屋として活動を続けています。

一方、感染への恐れや社会状況の変化への戸惑いから、参加ができなくなっている人もいます。

第2波、第3波が懸念される中、従来通りのアトリエ活動に加え、在宅でオンライン活動に参加する人へも画材を提供しアトリエに近い環境をつくる、オンライン会議アプリケーションなどを活用したより実際の活動に近い講評会を実施するなど、これからの時代にあった活動を展開し、ウィズコロナ時代にあっても誰にとっても自由に参加できる創作の場としてあり続けたいと思っています。

創作活動をしてみたい人、活動を支えてくださるボランティアどちらも随時募集中です。詳しくはお問い合わせください!