エコミューズ館長日記No.46

梅雨の晴れ間というか、午後から空が青くなりました。

昼ごはんを食べに行ったときは、涼しい風がサーッと吹き抜けました。

これから7月・8月・9月と猛暑が続いていくのではないかと、恐れています。

 

一昨日の6月30日、取材を受けました。いつごろから資料集の出版を考え作業を進めてきたのかとか、ねらいは何なのかとか、この本からわかることはどんなことがあるのかとか、いろいろと話が弾みました。公害問題は産業を発展させるという「良い言葉」を口実に、環境の汚染による被害を多くの人たちに与えて済まそうとするやり方にあるということがあらためて確認されました。公害問題はまだまだ続く可能性がありますねというのが、情けない話ですがまとめとなりました。

 

ところで以上の話は、本が6月26日にできあがって納品され、それを手元で繰りながらのお話しでした。やっぱり本は作ってみたら、その値打ちが具体的に感じられるものだとあらためて思いました。今回、資料集を作成するにあたってご寄付をいただいた方には、早速1冊ずつお送りしました。その人たちからの感想が次々と寄せられてきています。読めばこのような本の出版ができた労いの言葉があり、作業に対する労いの言葉もあふれています。本をつくった甲斐があるなあと、つくづく思っています。

 

本日、7月2日には久しぶりのエコミューズの定例会議を開催しました。さいごの編集委員会をどう開催するか、館長自らによる書籍へ採用された原資料の紹介を行う日程をどう決めるかなど、当面の課題について決めるとともに、出版後のエコミューズの課題について自由に感想を述べ合いました。資料館には他に替えることのできない6万点以上の原資料だけではなく、書籍や報告書などもたくさん集められています。これを今後、どう活かしていくかも大きな課題となりました。なかには図書館などで簡単に見ることのできない貴重な行政資料もあります。そういう情報を探している人と結びつけることの重要性も、あらためて感じた次第です。エコミューズはこれからも、活動を展開していきます。ここまで館長日記をお読みいただいた方にお願いです。私どもの活動をご理解いただき、支えてくださいませ。

 

 

 

 

2026.7.2 小田康徳

 

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あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集の作成過程をお伝えしようと、小田康徳館長による「エコミューズ館長日記」をお届けしています。

 

【お礼:目標達成】西淀川公害がわかる資料集 出版プロジェクト

2024年8月から呼びかけてまいりました「西淀川公害がわかる資料集 出版プロジェクト」への寄附募集ですが、おかげさまで、約315万円が集まり、目標としていた300万円を達成することができました。本当に多くの方々に支えていただき、スタッフ一同、心より感謝を申し上げます。いただいたご寄附は大切に使わせていただきます。

 

■資料集出版のお知らせ、購入方法、寄附のご報告

https://www.aozora.or.jp/ecomuse/page-4780

 

■寄附のお願い

https://www.aozora.or.jp/ecomuse/contibution_doner

 

※資料集のウェブ版作成には、(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成金を活用しています。

 

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