昨日から連休が開始。今日はあおぞら財団へ行く。西淀川公害資料集はホントにホントの最後の追い込み。こまごまといろいろな課題をこなした。いろいろあったので詳細は略します。今度の資料集出版の意義は、たいへん大きいものがあることをあらためて確信した。都市型複合汚染の公害の典型的事例として重要な資料が調査され、紹介されることは、公害問題を理解していくうえでの基本素材が集積されたことになる。被害を受けた多数の区民のみなさんは1960年代末ごろまで、自分たちが公害による被害者であり、たいへんな苦しみを受けてきていたことについて、その責任が誰にあるのか深く考えることがなかった。それが急速に自分たちが被害者であり、不当な原因による苦しみを受けたことに対して、人間としての尊厳を回復するための闘争に立ち上がった。たいへん多数の区民たちが立ち上がったのである。西淀川訴訟を支えた人たちは、なんといってもこうした被害者であり、その人たちの自覚と覚悟が公害問題の社会的理解を確立させるうえでたいへん決定的な役割を果たした。このような変化がなぜ起きたのか、なぜ長期にわたって継続することができたのか、われわれは考えなければならない。その素材をもっとも重要なところにさかのぼって集積することができた。編集者冥利に尽きるのではないかと感じる。この本をできるだけ大勢の人が手に取って、中身を読んで、いっしょに考えていっていただきたいと希望する。

2026.4.30 小田康徳
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あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集を作成しようと、ほぼ毎週、小田康徳館長が来館し、調査作業を進めています。そのようすを「エコミューズ館長日記」にてお届けします。
【お礼:目標達成】西淀川公害がわかる資料集 出版プロジェクト
2024年8月から呼びかけてまいりました「西淀川公害がわかる資料集 出版プロジェクト」への寄附募集ですが、おかげさまで、約315万円が集まり、目標としていた300万円を達成することができました。本当に多くの方々に支えていただき、スタッフ一同、心より感謝を申し上げます。いただいたご寄附は大切に使わせていただきます。
本プロジェクトはこれからも資料集の出版、普及など続いてまいりますので、どうぞ今後も引き続きご支援ご協力をいただけますと幸いです。
■寄附プロジェクトはこちら https://www.aozora.or.jp/ecomuse/contibution_doner
※資料集のウェブ版作成には、(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成金を活用しています。
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