春先の寒さも遥か彼方に置き捨てて、あるいは夏が目の前かとも言われるような日々をむかえました。あおぞら財団の新しく入居した建物の内部は、だいぶん片付いていることをみました。新しい地域の人々に支えられて、新しい発見を実現する道を歩んでいるのだなと感じました。
久しぶりにあおぞら財団へ顔を出して、資料集編集の最後の追い込みをやりました。出版社さんおよび編集担当者さんとのやりとりの中心になって奮闘してくれている鎗山さんから、わたくしが休んでいるあいだに進めてくれた作業の説明を受けました。
校正は、あいさつ・序文・略年表・奥付が三校まで終了。目次・凡例・解説が二校の送付を受けております。索引も初校の返却が行われていることを確認しました。そのうち、鎗山さんが手を入れてくれていた二校の送り返し用の校正について問題点を解決し、一部をのぞいて返送することが可能となりました。大きな問題は索引と最初の頃に出てくる地図、それから書籍の各章の末尾に生じた空白を利用したところの文章・写真も作成方法の問題であると確認しました。
午後からコウタくんが来られたので、章末の空白部分に入れる写真についてイメージを語り合って、確定しました(約十点)。大きな問題は索引にあります。出版社側の編集者からご指摘のあった「四日市」は、地名の分類の方に入れた方がよいのではないかというご意見もあって、二、三、調べたところ、「四日市」ということばを使って四日市公害を指しているときもあれば、四日市喘息を四日市とだけ表記していることもありました。一点ずつ確認して、単純な地名としての四日市と、四日市公害あるいは四日市喘息といった、意味のある内容を含むところのことばを区別して索引を作り直す必要があることに気づいたわけです。この問題については、近いうちに作業を集中していこうという話になりました。
それから、この本の購読者を増やす方法について、編集委員会でさらに検討を重ねる必要を話し合いました。いよいよ出版も間近です。この館長日記もそろそろ終わりにしたいのですが、本当に終わってくれればいいのだが……

片付いて資料も閲覧しやすくなりました。
2026.4.13 小田康徳
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あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集を作成しようと、ほぼ毎週、小田康徳館長が来館し、調査作業を進めています。そのようすを「エコミューズ館長日記」にてお届けします。
【お礼:目標達成】西淀川公害がわかる資料集 出版プロジェクト
2024年8月から呼びかけてまいりました「西淀川公害がわかる資料集 出版プロジェクト」への寄附募集ですが、おかげさまで、約315万円が集まり、目標としていた300万円を達成することができました。本当に多くの方々に支えていただき、スタッフ一同、心より感謝を申し上げます。いただいたご寄附は大切に使わせていただきます。
本プロジェクトはこれからも資料集の出版、普及など続いてまいりますので、どうぞ今後も引き続きご支援ご協力をいただけますと幸いです。
■寄附プロジェクトはこちら https://www.aozora.or.jp/ecomuse/contibution_doner
※資料集のウェブ版作成には、(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成金を活用しています。
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