活動レポート一覧

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【緊急募金終了】あたたかいご支援、誠にありがとうございました!

2023年2月7日から開始した「トルコ・シリア地震被災者緊急支援募金」は、11月30日をもって終了いたしました。これまで、当財団全体で6,457,291円のご寄付をいただきました。ご支援くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。   これまでの主な支援実績 1.被災地での衛生キットの配布 トルコ南部ハタイ県 衛生キットを受け取っている様子 私たちCAREは、トルコ南部のハタイから南東部ガズィアンテプにかけて、最も被害の大きかった11地域で活動を展開。避難所では、衛生キットや防寒用品の配布のほか、現金支給などの支援を行いました。CAREの衛生キットには、例えばタオル、シャンプー、トイ...

作成日時:2023/12/08 16:17

 更新日時:2023/12/08 16:29


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トルコ・シリア地震:庭のテントで暮らす日々

  住む場所は家の庭 2023年2月6日、トルコとシリア北西部で発生した地震から9か月が経過しました。 ヌール・ダルカヤさん(42歳)と義母セミレさん(71歳)は地震後、家の外の庭でテント生活をしています。 ヌールさんはバレエ教師でダンサーです。2月の地震で、彼女の家とバレエ学校の建物は甚大な被害を受けました。建物は居住不可能な状態となり、現在は取り壊されています。   「2012年以来、私はアンタキヤでバレエ学校、バレリーナ・ダンス・アカデミーを運営しています。何年もの間、約1,000人の生徒にバレエを教えてきました。毎学期、約55人の生徒がいました。しかし、地震が起きて以来、私...

作成日時:2023/11/07 11:07

 更新日時:2023/11/07 11:15


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支援地からの声:ラガドさん(13歳)の希望

  「度重なる避難生活で、教育を受けられなかった年月があったにもかかわらず、勉強を続けてきた自分を誇りに思います」 シリア北西部のジャラブルス地方で地震の影響を受けた人々が暮らす避難キャンプで、13歳のシリアの少女、ラガドさん*は、CAREの保護チームが主催する心理社会的支援セッションに定期的に参加し、アートに情熱を燃やしています。ラガドさんは、2023年2月6日にシリアとトルコを襲った壊滅的な地震を生き延びましたが、家、おもちゃ、部屋、そしてクレヨンを失いました。ラガドさんは、度重なる転居のため何度も教育を中断させられ、何年か学校を休みました。現在は中学3年生の年齢ですが、6年生のクラス...

作成日時:2023/10/20 16:03

 更新日時:2023/10/20 16:03


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地震から半年~高止まりする支援ニーズ、熱波との闘い

  トルコとシリア北西部で発生した地震から6か月が経過しました。両国で生じた被害は壊滅的なものになっています。トルコだけでも 910万人 がこの地震の影響を受けたと見られており、その中には祖国の慢性的な紛争から逃れるためにトルコに避難した 170万人 のシリア人も含まれています。 これまでにトルコでは 5万人以上 が命を落とし、今もなお 300万人 が避難しています。     ■トルコの現状 トルコ南部のハタイ県は特に地震の影響を受け、約27万棟の建物が破壊され、2万3,000人以上が死亡、3万人以上が負傷しました。 トルコのキャンプでの生活は極めて困難で、人々は ...

作成日時:2023/08/04 11:00

 更新日時:2023/08/04 11:00


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【動画】地震発生から3か月が経過した被災地の今

地震発生から、3か月が経過しました。 CAREは、地震発生直後から人道支援活動を開始し、 シリア北西部で57万人以上、トルコで3万7千人以上 の人々に必要な人道支援を行ってきました。 その支援内容は、衣服からシェルター、マットレス、毛布、食料、非食品の配布、そして水や携帯衛生・衛生設備の提供だけでなく、心のケアや、ジェンダーに基づく暴力のケースマネジメント、地震被災者への情報提供など、保護サービスなど多岐にわたります。これらのサービスは、地震による避難生活やホームレスの状態に対処するために不可欠なものです。     現地の人々の声や支援活動の様子を、下の動画でもぜひご覧ください。...

作成日時:2023/05/08 16:22

 更新日時:2023/05/08 16:22


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オンライン報告会 アーカイブ配信

2023年4月26日に、現地での活動内容をお伝えするオンライン報告会を開催しました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。   ご参加いただけなかった皆さまも、ぜひお時間のある時に下記のYouTubeでアーカイブをご覧ください。 ▶ トルコ・シリア地震 被災者緊急支援事業 オンライン報告会アーカイブ     *関連動画* ▶ 【トルコ・シリア地震】発生から1カ月~被害状況と支援活動の様子(外部動画サイト) ▶【トルコ・シリア地震】被災した少年、サリフ(13歳)の話(外部動画サイト)  

作成日時:2023/05/02 16:38

 更新日時:2023/05/02 16:40


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「毎回、私たちはゼロからのスタートを余儀なくされる」シリアの国内避難民、モハメドさん(27歳)

©IYD/CARE   モハメドさん(27歳)は、シリアで国内避難民となっています。彼はダマスカスの大学に入学し、機械エンジニアになることを夢見ていましたが、2018年に紛争が激化したのを受けて自宅を離れ、アレッポに避難しました。何度か居住地を変えたのち、最終的にアレッポ北部の町、ジンディレスに落ち着きました。 モハメドは、5歳と2歳の男の子の父親です。生活費を稼ぐために2つの仕事を掛け持ちしていて、2月6日午前4時17分に 最初の地震が発生したときは、青果店での夜勤を終えたところでした。 一瞬のうちに大地が揺れ、建物が崩れ、人々の叫び声が聞こえました。そして、電気が消えたんです。私...

作成日時:2023/05/01 17:19

 更新日時:2023/05/01 17:19


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世界保健デー:被災者が直面している様々な健康リスク

  今日、4月7日は「 世界保健デー 」です。 2か月前に発生したトルコ・シリア地震において、発生直後の健康ニーズは、主に身体的外傷と医療サービスの中断に関するものでした。しかし、被災したコミュニティが徐々に立ち直ろうとしている中、人々(特に女性と女子)は、より長期的な健康リスクに直面し、より広い地域で起こりうる感染症の流行に不安を感じています。     ◆トルコでのニーズと対応     トルコでは、被災地全体で約160万人が、破壊された家の近くで仮住まいをしていることが確認されています。被災地では、 清潔な水、衛生設備、衛生施設にアクセスできないことが、健康状態の悪化や...

作成日時:2023/04/07 14:16

 更新日時:2023/04/07 14:48


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【最新報告】大雨で拡大する被害、女性たちの抱えるリスク

©Shafak   地震発生から1カ月半ほどが経ちました。これまでに 5万人以上が命を落とし 、 11万5000人以上が負傷 し、 270万人が避難、190万人が仮設住宅での暮らし を余儀なくされていると推定されています。余震も続く中、 224,000棟以上の建物が倒壊し、1億1,600万トン以上の瓦礫が発生 しています(2023年3月17日現在)。   さらに、3月15日の 大雨により、トルコのサンリルファとアディヤマンで洪水が発生 しました。この洪水により、これまでに16人が死亡しています。シリア北西部、特にイドリブとアレッポの両州のIDPキャンプや居住地内にも...

作成日時:2023/03/24 17:34

 更新日時:2023/03/24 17:34


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「難民」と「受入国」の両方が、今、災難に直面しています

©Shafak(2023年2月14日、シリア) CARE は、2023年2月6日の地震の発生以来、トルコ南部とシリア北西部の両方で、最も深刻な被害を受けた地域を中心に、人々の命を救うための大規模な緊急支援を提供しています。 トルコでは、地震の影響を大きく受けた10の州に1,300万人以上が住んでいます。一方で、シリア難民は、今回の地震で深刻な被害を受けた地域の人口の約11.5%を占めています。 今、「難民」と「受入国」の両方が同じようにこの災難に直面しています。 「小麦粉のような非常に必要とされている食材をパン屋に届けたり、パン屋が店舗を再開して人々が利用できるようにしたりしています。...

作成日時:2023/03/09 17:21

 更新日時:2023/03/09 17:21



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